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DVD Frequently Asked Questions (and Answers)

Contents


最近の主な更新(ニュースグループでの最終ポストは2月9日):


[0] FAQはどこから入手出来ますか?

[0.1] 他の言語に翻訳されたDVD FAQはありますか?

下記に翻訳されたDVD FAQがあります。その他の言語にも現在いくつか翻訳中です。

もし、他の言語(誰かクリンゴン語は?)に翻訳してみたい方は、Jimに連絡してください。

[0.2] このFAQは長くて専門的過ぎです。もっとシンプルなバージョンはありませんか?

そうかもしれませんね。Earl's Famous DVD Technology Exposition Web Page Extravaganza Supreme Deluxeはいかがでしょうか<lonestar.texas.net/~bdub/earl/dvd.htm>.

[0.3] このFAQは信頼に足りうるかどうやって判断したら良いのでしょう?

このDVD FAQに関する、いくつかのユーザコメントがあります。 それは、この銀河系でDVD情報の最も正確な情報源です。 もし、あなたがエラーと思われるような事を見つけたら、Jimに教えて下さい。

他のDVDサイトへのポインタはこのFAQに散りばめています。6.4. にもあります。

[0.4] このページは重すぎませんか?

2001年1月の状況は次のとおりです:

サイズ: 433 KB (443,727 バイト)
語数: 54,506
リンク数: 1,030

速く読みこめるように小さく分けないで、ひとつの大きなページにしていることに驚くかもしれませんが、主な理由はFAQ全体を簡単に探すことが出来るブラウザの機能を使うためです。


[1] DVD一般

[1.1] DVDって何?

DVDとは、かつてDigital Video Disc(デジタルビデオディスク)やDigital Versatile Disc(デジタルバーサタイルディスク)と表されましたが、DVDとは次世代の光ディスクストレージ技術です。映画品質のビデオと同様にCD以上のオーディオ、コンピュータデータを収容出来、DVDはCDより本質的に大容量で高速です。 DVDはホームエンターテイメント、コンピュータ、ビジネスを包括したシングルデジタルフォーマットを目指しています。結果的にはaudio CD, videotape, laserdisc, CD-ROM,もしかするとビデオゲームカートリッジさえもDVDに置き換えられてしまうかもしれません。 DVDは広範囲にわたる企業から支持されています。全ての主要な電気会社、全ての主要なコンピュータハードウェア会社、そしてメジャーな映画と音楽スタジオの全てから支持されています。それは先例の無いことであり、DVDは立ち上げから3年経たないうちに最も成功した家電製品になりました。

物理フォーマット(DVD-ROMやDVD-Rのような)とアプリケーションフォーマット (DVD-VideoやDVD-Audioのような)の違いを理解することは重要です。 DVD-ROMはデータを収録するフォーマットの基本をなしています。 DVD-Video(しばしば単純にDVDと呼ばれますが)は、ディスクにビデオプログラムをどうやって記録するか、そして、DVD-VideoプレーヤやDVDコンピュータ(4.1を参照下さい)でどうやって再生するかを定義しています。 この違いは、単にCD-ROMとAudioCDの関係と同様です。 DVD-ROMには、DVD-R, DVD-RAM, DVD-RW, DVD+RW (4.3を参照下さい)のような記録型のもあります。 アプリケーションフォーマットは、DVD-Video, DVD-Video Recording, DVD-Audio (1.12を参照下さい), DVD-Audio Recording, DVD Stream Recording, SACDがあります。 Sony PlayStation 2のようにゲーム機用の特別アプリケーションフォーマットもあります。

[1.2] DVD-Videoの特徴は?

Note: 各機能は特別に作成しなければならないので、ほとんどのディスクは全ての機能を含んでいません(マルチオーディオ/字幕トラック, シームレス分岐,パレンタル制御, etc.)。 ディスクによってはサーチやスキップを許していないかもしれません。

ほとんどのプレーヤは標準的な機能に対応しています。:

* ディスクにコンテンツがある場合、サポートしなくてはなりません。

プレーヤによっては以下の機能を有しています:

[1.3] DVD-Videoのクオリティは?

DVDはスタジオ品質に近いビデオとCD以上のオーディオを再生する能力を持っています。 DVDはビデオテープより格段に、LDよりも一般に優れています (参照 2.7)。 しかし、クオリティは数多くの生産要因に依存します。 圧縮経験や技術が進歩するとともに、クオリティも上がってくるでしょう。しかし、生産コストが下がるに連れて、安っぽく作られたディスクを見ることもあるでしょう。私達はLDよりも品質の劣るDVDタイトルを目にすることがあるでしょう。 低予算DVDはハイクオリィティのMPEG-2の代わりにMPEG-1(VHSレベルにすぎない)を使用するでしょう。

DVD videoはデジタルスタジオマスターテープからMPEG-2フォーマットに圧縮されます。この"lossy(非可逆)"圧縮は余分な情報(画像の中で変化しない部分等)と人間の目では容易に感知出来ない情報を削除します。結果として、特に複雑なあるいはすばやく変化するときには、処理工程の品質と圧縮量(率)に依存し、ビデオは時々映像的な欠陥(visual flaws)が出てしまいます。 平均レート3.5 から5Mbps (million bits/second)では、圧縮ノイズ(artifacts)はしばしば目立つでしょう。より高いデータレート(6Mbps以上になるとほとんど気づくほどの違いは有りません)ではより高いクオリティを得ることが出来ます。 MPEG圧縮技術が進歩したので、低ビットレートでよりよいクオリティが達成されています。

DVDのビデオは時々color banding, blurriness,blockiness, fuzzy dots, shimmering, missing detailのような明白なノイズを含みます。 そして、動いている絵に遅れて顔が"浮いている"ような事さえあります。元々の絵には存在しない何か(artifactとなずけます)を追求して理解することは重要です。 Artifactはときどき下手なMPEGエンコーディングに起因します。しかし、artifactは下手なTVの調節、良くないケーブル、電気的傷害、雑なデジタルノイズ処理、画像強調、下手な映画からビデオへの変換、フィルムのゴミ、プレーヤの欠陥、ディスクの読み取りエラー等により多く起因します。適切に設定されたシステムで、ほとんどのDVDはMPEG圧縮artifactsをほとんど示しません。それでも、あなたがそう思うのでしたら、勘違いをしているのかもしれません。

初期のDVDのデモでは良くないものもありました。 酷いデモは、適切な処理や正しい作製をしないとDVDがどれくらいひどくなるかを、単に示しているのです。多くのデモディスクは可能な限り早く配布するためにエンコーディング処理が大急ぎで処理されます。一般の意見に反して、愚かなように見えますが、これらのデモはベストの状態で見るように念入りに作られてはいません。店内のデモは割引いて見られるべきものです。

ほとんどのTVはDVDの明快さを見るには、シャープネスが高すぎます。 これはビデオの高周波を誇張し、歪みの原因です。ちょうどCDにとって、高音域の設定(treble)が高すぎるとサウンドが不快になるのと同じです。ほとんどのDVDプレーヤは黒レベル設定を7.5 IRE (US standard)ではなく、0 IRE (Japanese standard)で出力しています。 TVを適切に調整していないと、これは暗いシーンでのblotchinessの原因となるでしょう。 DVD videoは非常に優れたカラー再現能力を持っています。 そして、濁った、あるいは色褪せたカラーはほとんどいつもディスプレイ(あるいはオリジナルソース)の問題で、プレーヤやディスクの問題ではありません。

DVD(の)オーディオのクオリティはすばらしいです。 DVDはオーディオCD以上のサンプリング周波数と量子化ビットのPCM(pulse code modulation)のオプションを含んでいます。 ほとんどの映画は、分離したマルチチャネルサラウンドサウンドであるDolby Digitalや、映画館で使用されている同様の圧縮方法を使ったサラウンドサウンドフォーマットであるDTS使っています。ビデオと同様オーディオクオリティは、どれだけ上手に処理しエンコードするかにかかっています。圧縮しているにもかかわらず、Dolby DigitalとDTSのクオリティはCDに優るとも劣りません。

DVDの最終的な評価は消費者の手に委ねられています。DVDのクオリティを保証するものではありませんが、DVDを見た方は確実にLDよりも評価します。デモや噂で(DVDを)却下すべきではないのです。 最終的には、個人の感じ方と再生環境のレベルなのです。

[1.4] DVDの不利な点って?

[1.5] どんなDVDプレーヤとドライブがありますか?

いくつかの会社は当初DVDプレーヤは1996年の中頃には発売します、と発表していました。この予測はひどく楽観的すぎでした。 デリバリーは映画スタジオのコピープロテクションという"政治的"理由で最初に止められ、タイトル不足でさらに遅れました。1996年11月、最初のプレーヤが日本で発売され、1997年3月にU.S.が続きました。プレーヤはその他の地域へゆっくりと浸透しました。 現在では、初期の発売からほぼ4年が過ぎて、何十もの家電会社から200以上のモデルのDVDプレーヤが出されています。最初のプレーヤの価格は$1000以上でしたが、2000年末ではディスカウントストアで$100以下で買うことが出来ます。

DVDプレーヤを提供している会社のリストは6.2にあります。

富士通は1996年11月6日最初のDVD-ROM搭載PCをリリース予定。 東芝はDVD-ROM搭載PCとDVD-ROMドライブを(11月から12月に遅れてさらに遅れて)1997年早々にリリース予定。 DVD-ROMドライブは東芝、パイオニア、松下電器、日立、ソニーから1997年1月上旬から順次サンプル出荷開始予定。しかし、5月以前には入手出来ません。 1997年4月と5月に、Creative Labs,Hi-Val,Diamond Multimediaから最初のアップグレードキット(DVD-ROMドライブとデコーダハードウェアのセット)が入手可能になりました。

今日、各メジャーPC製造業者はDVD-ROMドライブ搭載モデルを持っています。 価格はCD-ROMドライブ搭載のものより$30から$200高くなります(ラップトップではドライブの価格がより高くなります)。古いコンピュータ用のアップグレードキットはCreative Labs, DynaTek, E4 (Elecede), Hi-Val, Leadtek, Margi Systems (for laptops), Media Forte, Pacific Digital, Sigma Designs, Sony, STB Systems, Toshiba, Utobia, 他より、$100から$700で入手可能です。 コンピュータ用の書き込み可能なDVDドライブを含むDVDに関するより詳細な情報はsection 4を参照下さい。

覚え書き: プレーヤやドライブを海外から(例えばアメリカで使うのに日本のプレーヤ)を購入した場合、リージョンロックされたディスクが再生出来ないかもしれません。(参照 1.10.)

これ以外の情報:

[1.5.1] どんなプレーヤを買えば良いでしょうか?

多くの良いプレーヤが購入可能です。 現在のDVDプレーヤのビデオとオーディオのパフォーマンスは優れています。個人的好み、予算、既存のホームシアター設備が、あなたのベストなプレーヤを選択する重要な条件になるでしょう。ハイエンドなホームシアター設備を持っていないのであれば$400以下のプレーヤでも十分でしょう。あなたのプレーヤシステムを思い浮かべ、あなたにとって優先順位(例えば、CD-R再生可能、VideoCD再生可能、96 kHz/24-bitオーディオデコード、DTSデジタル出力、6チャンネルドルビーデジタルデコーダ内蔵)リストを作りましょう。それから、予算範囲内のプレーヤを何台か試して見ましょう。 使い勝手(リモコンのデザイン、ユーザインタフェース、フロントパネルコントロール)に注意してください。同じ価格帯なら、画像と音声の品質に関しては大きな違いは無いので、便利な機能が大きな役割を果たします。あなたが常に使うであろうリモコンがあなたのスタイルに合わなければ、いらいらすることになるでしょう。

特に安いモデルのプレーヤでは、全てのディスクを正しく再生できない事もあります。プレーヤを購入する前に、The Matrix, The Abyss, Independence Day, DVD Demystifiedのような、少々複雑な作りのディスクをテストしたいと思うかもしれません。詳細に関しては、1.41を参照下さい。

あなた自身に問い合わせる質問を用意しました。

- サウンドトラックや字幕、マルチアングル、アスペクト比、パレンタル/マルチレイティング機能、fast and slow再生、綺麗なデジタルビデオ、マルチチャネルデジタルオーディオ、ドルビープロロジックレシーバとの互換性、オンスクリーンメニュー、デュアルレイヤー再生、オーディオCDの再生、以上の機能を選択したいですか?そうならば、全てのプレーヤは上記機能を持っているので、この質問は良くないです。
- DTSオーディオが必要ですか? そうならば、"DTS Digital Out" のロゴが付いたプレーヤを探しましょう。(3.6.2参照.) 
- VideoCDを再生したいですか? そうならば、VideoCD互換があるかスペックをチェックしましょう。(2.4.5参照。)
- ヘッドフォンジャックは必要ですか?
- プレーヤの言語メニュー設定を英語以外にしたいですか? そうならば、マルチ言語設定機能のあるプレーヤを探しましょう。(Note: ディスクのマルチ言語メニューは全てのプレーヤでサポートされています。)
- 自家製CD-Rオーディオディスクを再生したいですか? そうならば、"dual laser" 機能を持ったプレーヤを探しましょう。 (2.4.3参照。)
- CDプレーヤの代わりに使いたいですか? そうならば、3、5、いや100以上のディスクを収納できるチェンジャーを欲するかもしれません。
- 全てのエンタテイメント機器をひとつのリモコンでコントロールしたいですか? そうならば、プログラマブルユニバーサルリモコンがついたプレーヤか、既存のユニバーサルリモコンと互換性の有るDVDプレーヤを探しましょう。
- 画面の一部をズームアップして細かいところまでチェックしたいですか? そうならば、ピクチャーズームのあるプレーヤを探しましょう。
- HDCDを再生したいですか? そうならば、HDCDロゴをチェックしましょう。 (2.4.13参照。)
- レシーバが光か同軸かどちらか一方のデジタルオーディオ入力しか無いですか? そうならば、プレーヤの出力が合うか確認しましょう。 (3.2参照。)
- 黒レベル調整を気にしますか?
- スペシャルディール(おまけ?)を評価しますか? そうならば、フリーDVDクーポンやフリーDVDレンタルのついたプレーヤを探しましょう。数多く入手可能です。

これより多くの情報に関しては、DVDFileのようなWebサイトや、Widescreen Reviewのような雑誌のハードウェアレビューを読みましょう。 Audio Reviewや、Home Theater ForumDVDFileのオンラインフォーラムにおけるユーザ体験談を読みたくなるかもしれません。 DVDBuyingGuideeCoustics.comにより多くのアドバイスがあります。 そして、他のサイトのレビューへの多くのリンクもあります。

あなたの既存の設備に合わせるための、オーディオ/ビデオ接続に関してのスペック情報は、3.13.2を参照下さい。

[1.6] どんなDVDタイトルがありますか?

ハードウェアと同じく、1996年のクリスマスには100映画タイトルをという薔薇色の予測は外れました。 1996年11月にDVDが発売された日本では、片手で余る程度のDVDタイトル、ほとんどがミュージックビデオ、が入手出来るにすぎませんでした。現実的にはフィルムが12月になって出てきました。 (1997年)4月には150を超えるタイトルがありました。 1997年3月19日、LumivisionからAfrica: The Serengeti, Antarctica, The Rainforest, Animation Greatsが発売されました。 3月24日、The Warner Bros. U.S.が発売開始しましたが、7都市だけのみの限定でした。アメリカでは発売開始から最初の2週間で19,000弱のディスクが購入されました -- 予想以上です。 InfoTechは1997年末までに600タイトル以上、2000年には8,000タイトル以上と予想しています。 1997年12月時点で、100万枚以上のディスクが出荷されました。 1999年末には、1億万枚以上のディスクが出荷されました。 2000年末で、USだけで10,000以上のタイトルがあり、全世界では15,000を超えています。他のメディア(CD, LD, etc.)の立ち上がりに比べ、非常に短期間で大きな数になっています。

DVDの購入やレンタルに関するWebサイトは、6.3を参照下さい。

DVDのハードやソフトをヨーロッパで入手できるようになったのは、ここ1年位でUSに18ヶ月遅れています。ほとんどフォロースルーがない数多くの発売開始のアナウンスが有りましたが、DVDが確立されたのは1998年末位でした。

Doug MacLeanは、<www.hometheaterinfo.com/dvdlist.htm>に、リージョン1映画タイトルを検索してダウンロード可能なデータベースを持っています。 Perry Dentonのリージョン1タイトルリストが、<www.surroundfreak.com/dvd/dvd1.htm>にあります。 リージョン1と2のタイトルsearchable listが7th Zoneにあります。 Internet Movie Databaseの< DVD Browser>や 検索可能でダウンロードできるDVD Entertainment Groupもチェックして下さい。 DVD File, Express.com,DVD Planetにも検索可能なデータベースがあります。 ワイドスクリーン規格のDVDタイトルのリストが見たい方はhttp://www.widescreenreview.com/>を訪れましょう。

Concorde VideoはPALフォーマットの 12 Monkeysを1997年3月末日にドイツで発売。 彼らは、マルチチャネルMPEGオーディオを含まないという、Philipsの訴訟により危機に瀕しました。しかし現在は解決しています。(参照 3.6)。

DVD-ROMソフトウェアはいずれ出てくるでしょう。 リスト参照 6.2。 大部分の初期のDVD-ROMタイトルはマーケットが大きくなるまでハードウェアやソフトウェアのバンドル等でしか入手出来ないでしょう。 IDCは1998年末までに全ソフトウェアの13%以上がDVD-ROMになるでしょう、と予想しましたが、当てが外れたようです。ある意味で、DVD-ROMは単に大容量で早いCD-ROMで、CD-ROMと同じ素材を含んでいるでしょう。しかし、DVD-ROMはハイクオリティビデオとマルチチャネルオーディオという優位性を、多くのDVD-ROM搭載コンピュータにもたらす可能性が有ります。

[1.6.1] DVDの批評はどこにありますか?

最低400ディスクのレヴューを行なっているサイトを以下に記します。YahooのDVD review sitesのリストも参照下さい。

[1.6.2] DVDで発売される映画をどこで探せば良いですか?

最初に、1.6にあるリストやデータベースのひとつをチェックし、既に発売されていないか確認しましょう。それから、DVD ReviewLaser Scansの、近日発売リストをチェックしましょう。 LaserViews DVD CalendarImage Entertainmentのリリースリストを参照しましょう。 まだ、アナウンスされていないタイトルの情報は、The Digital Bits Rumor Millが良いでしょう。

[1.7] プレーヤとドライブの価格は?

マスマーケットのDVD-Videoプレーヤの現在の価格は$140から$3,000です。(1.5を参照下さい)。 DVD-ROMドライブとアップグレードキットは、$50から$600で売っています(OEMドライブの価格は約$60です)。 価格は急速に現在のCD-ROMドライブレベルまで下がると予想されます。

[1.8] ディスクの価格は?

まちまちです。しかし、ほとんどのDVDの映画は$20から$30で、実売価格は$15から$25の間です。付録がついているにも関わらず。 $10以下の低価格の映画を見つけることもあります。 VHSのレンタル開始時の高いレンタル価格までになることはないでしょう。

DVD-ROMは市場が小さい間はCD-ROMより割高でしょう。 しかし、生産コストが下がりドライブの普及率が上がれば、DVD-ROMのコストは今日のCD-ROMと同じくなるでしょう。

[1.9] 今、DVDはどうなっていますか? どこに統計情報がありますか?

DVDは初期の予測(予想)ほど早くは離陸しませんでしたが、ビデオテープ、LD、CDよりは早く売れるようになりました。事実、2000年3月のDVD発売3周年の前に、DVDは今までのエンターテイメント製品として、最も成功した家電製品となりました。

ここにいくつかの予測があります:

実際には以下の通りです:

(最新のU.S.の販売統計は、The Digital BitsのCEA pageを参照)

比較として、1997年に全世界でオーディオCDプレーヤが7億台でCD-ROMドライブが1億6000万台。 1997年に全世界で46,000のタイトルで12億枚のCD-ROMが出荷されました。 USで約8000万台(普及率89%)、全世界で4億台のVCR(VHSデッキ)。 USで2億5000万台、全世界で12億台のTV。 11万台のビデオデッキが最初の2年間で出荷されたとリリースされています。 1998年には1600万弱のビデオデッキが出荷されました。 2000年には、U.S.には2億7000万台のTVがあり、全世界では13億台のTVがありました。 1997年にDVDが発売されたとき、U.Sには約300万台のLDプレーヤがありました。

最新のU.Sプレーヤ販売統計は、The Digital BitsのCEA pageを参照下さい。 その他のDVD統計と予測は、IRMA,MediaLine, Twiceにあります。 産業分析と予測は、 Adams Media Research, British Video Association, Cahners In-stat, Centris, Datamonitor, Dataquest, eBrain, International Data Corporation (IDC), InfoTech, Jon Peddie Associates (JPA), Paul Kagan Associates, Screen Digest, SIMBA Information, Strategy Analytics, 他で購入する事が出来ます。

[1.10] "regional codes(リージョナルコード)," "country codes(国(カントリー)コード)," or "zone locks(ゾーンロックス)"って何?

映画スタジオは映画を家庭用にリリースするのを国によって管理したいと考えました、なぜなら劇場公開が同時ではないからです(ヨーロッパで劇場でヒットしているときにUSではビデオで発売されているかもしれない)。映画スタジオが異なる国のディストリビューターに配給権を売り独占市場を保証したいのです。そのため彼らはDVD規格に地域を認識して再生を出来なくするようなコードを含めるよう要求しました。各プレーヤは地域コードを与えられ販売します。プレーヤは地域上、再生を許されていないディスクを再生しないでしょう。 この事は別の国で買ったプレーヤで、ある国で購入したディスクを再生出来ないかもしれない事を意味します。リージョンコードは不法な貿易制限と信じている人々がいますが、これが制定された判例はありません。

リージョナルコードはディスク製造業者にとっては全くのオプションです。 リージョンでロックされていないディスクであれば、どこの国のどのプレーヤでも再生出来るでしょう。これは暗号化システムではありません。ディスクのたった1バイトをプレーヤがチェックするだけなのです。ニューリリースだけにリージョナルコードをつける予定ですと、アナウンスするスタジオもあります。しかし、ここまでほとんどすべてのハリウッドのタイトルは、ひとつのリージョンでのみ再生します。リージョンコードはディスクでは不変で有り、一定期間後に"unlock"(解除)出来ないでしょう。リージョンコードは、DVD-Audioには適用されません。

8個のリージョン( "locales"と呼ばれることも)があります。 プレーヤとディスクは、世界中で規定されているリージョン番号でしばしば識別されます。もしも、ディスクがふたつ以上のリージョンで再生するのであれば、そのディスクはふたつ以上のリージョン番号を持っているのでしょう。
1: U.S., Canada, U.S. Territories
2: Japan, Europe, South Africa, Middle East (including Egypt)
3: Southeast Asia, East Asia (including Hong Kong)
4: Australia, New Zealand, Pacific Islands, Central America, Mexico, South America, Caribbean
5: Eastern Europe (Former Soviet Union), Indian Subcontinent, Africa (also North Korea, Mongolia)
6: China
7: Reserved
8: Special international venues (airplanes, cruise ships, etc.)
(こちらの地図を参照下さい<http://www.unik.no/~robert/hifi/dvd/world.html>.)

技術的に、リージョン0ディスクやリージョン0プレーヤはありません。 オールリージョンディスクはあります。オールリージョンプレーヤというのもあります。 リモコンからの特別なコマンドシーケンスで"hacked"する事により、リージョンを切り換えたり、オールリージョンに出来るプレーヤがあります。ディスクのリージョンコードを全く無視して再生する、物理的に改造した("chipped")プレーヤもあります。そのようなことは通常補償範囲外になります。しかし、たぶん不法ではないでしょう。 (CSSライセンスは、プレーヤメーカーにただひとつのリージョンをセットするように要求します。1.11を参照下さい) 。 2001年2月7日、NASAは2台のmultiregion DVD playersを国際宇宙ステーションに送りました。

Fox、ブエナビスタ/Touchstone/Miramax、MGM/Universal、ポリグラム、Columbia TriStarのようなディスクは適切なリージョンが設定されたプレーヤかをチェックするコマンドが入っています。 (例えば、There's Something About MaryPsycho)。 2000年の後半には、Warner Bros.も他のスタジオが使っているのと同様なアクティブリージョンコードチェックを使い始めました。これらは、"region code enhancement" (RCE, REAとも知られている)と呼ばれ、広く認知されています。 RCEは最初、The PatriotThe Perfect Stormのようなディスクに付けられました。 全てのリージョンをセット(FFh)したcode-freeプレーヤで再生出来ないでしょうが、リモコンを使ってリージョナルコードを変更出来るマニュアルcode-switchableプレーヤであれば再生可能でしょう。 これらはディスクのリージョンを認識し自動的に合わせてくれるauto-switchingプレーヤでも作用しないかもしれません。 (プレーヤのデフォルトリージョン設定に依存します。ディスクは全てのリージョンフラグをセットすることが可能で、プレーヤはそのフラグのどれに切り替えたか分かりません。それから、ディスクからプレーヤにリージョンセッティングを問い合わせ、もし間違ったリージョンであれば中断します。リージョン1がデフォルトセッティングであれば、smart discsを欺くことが出来るでしょう)。 RCEディスクが誤ったリージョンやオールリージョンのプレーヤと判った場合、通常は「プレーヤが改造されている可能性があり、プレーヤとディスクのリージョンが合いません」と言ったメッセージを表示するでしょう。 Fisher DVDS-1000のような、いくつかの合法的なプレーヤでテストを失敗すると言う重大な副作用があります。

RCEが最初に現れたとき歯噛み悔しがったDVDファンは、それが一部のプレーヤにしか影響しない事をすぐに判りました。 RCEで動かなかったプレーヤモディファイキットのメーカーは、すぐにそれを回避するチップを修正しました。すべてのより高い壁については、さらに高い梯子があります。

プレーヤの改造やリージョンフリープレヤーの購入情報はインターネット( Code Free DVD, Region Free DVD, dvdkits.com, DVD Upgrades, DVD In the World, DVDoverseas, Link Electronics, PlanetDVD, 7thZone, Techtronics, Upgrade Heaven, <www.brouhaha.com/~eric/video/dvd/>; Mac用: DVD Utilities for Macintosh のようなサイトで) やrec.video.dvd newsgroups( Deja Newsで探せます)で見つけることが出来ます。

リージョナルコードはPS2やXboxのようなゲーム機でも採用されます。 しかし、それはDVD-Video(映画)ディスクにだけです(PlayStationはゲームについてもリージョンロックの仕組みがありますが)。リージョナルコードはDVD-ROMドライブシステムにも適用されますが、リージョナルコードはDVD-Videoディスクにだけ考慮され、コンピュータソフトウェアを含むDVD-ROMディスクは考慮されていません。コンピュータ再生システムは、CSSでプロテクトされたDVD-Video(1.11CSS情報を参照下さい)を再生する前にリージョナルコードをチェックします。新しいRPC2DVD-ROMドライブは数回リージョンコードを変更出来ます。(RPCとはRegion Protection Controlです)。 一旦、ドライブの制限(一般には5回ですが)を過ぎてしまえば、ベンダーや製造業者がドライブをリセットしない限り、再びリージョナルコードを変えることは出来ません。もし、RPC2ドライブを持っているのであれば、ドライブ情報ユーティリティで調べることが出来ます("このドライブはリージョンプロテクション対応です"とあるでしょう)。 ドライブ情報とDVD-ROMのリージョン制限を回避する情報とソフトウェアはVisual DomainDVD Infomatrixのようなインターネットサイトや上記にリストされたリンク先から入手できます。 1999年12月31日以降、RPC2ドライブだけが製造されています。

[1.11] コピープロテクション問題って?

CPSA (content protection system architecture)は、DVDファミリィ全体のセキュリティとアクセス制限の枠組みに与えられた名前です。 Copy Protection Technical Working Group (CPTWG)での共同作業で、"4C"エンティティ(Intel, IBM, Matsushita, and Toshiba)は、暗号化、透かし、アナログとデジタル出力の保護等を開発しました。 DVDで使われているコピープロテクションには6つの形態があります。

1) アナログCPS (マクロビジョン)
各プレーヤのビデオテープ(アナログ)へのコピーは Macrovision 7.0や同様の回路で防ぎます。 一般的にはAPS (Analog Protection System)と言います。コピーガードと呼ばれる事もあります。 コンポジットやs-video (Y/C)出力を持つコンピュータビデオカードはAPSを使わなくてはいけません。マクロビジョンは急速に変調したカラーバースト信号("Colorstripe")を垂直同期信号("AGC")のパルスと一緒にコンポジットビデオとs-video出力に加えます。これにより、民生用VHSの95%で同期と自動録画レベル回路の混乱が起きます。不運にも、それは画質の劣化を招きます、特に古かったり、標準的でない機器では。マクロビジョンは色の縞、歪み、ローリング、白黒画像、ダークライトサイクリングしながら見せてくれるかもしれません。マクロビジョンはラインダブラーにひどい問題を生じます。マクロビジョンは初期のプレーヤのアナログコンポーネントビデオでは見られません。しかし、新しいプレーヤに必須となっています(AGCだけ。故にコンポーネント信号にバーストはありません)。ディスクは各セクタのヘッダーに、2-lineか4-line Colorstripeを選択出来るマクロビジョンAGCが、有効か無効かをプレーヤに伝える"トリガービット"を含みます。これは部分的にコピープロテクトをかけることを許可しています。ディスクのプロデューサはディスクにかけるコピープロテクションの総量と、その結果マクロビジョンへロイヤリティ(ディスクあたり数セント)を支払うかを決定します。ビデオテープとちょうど同じように、あるDVDはマクロビジョンプロテクトがかかっていますし、かかっていないのもあります。(マクロビジョンの詳細はSTMicroelectronics' NTSC/PAL video encoder datasheetsを参照 <http://www.st.com/stonline/books/>.)。 新しいマクロビジョンカラーストライプ機能にだけしか作用しませんが、アナログコピープロテクションを破るのに費用はほとんどかかりません。これらのデバイスは、Video Clarifier, Image Stabilizer, and CopyMasterと言った名前で売られています。 あるいは、build your own(自作)することも可能です。 APSはビデオにだけかけられ、オーディオにはかけられません。

2) CGMS
各ディスクはさらにコピー出来るかを示すある特定の情報を持ちます。 これはコピーあるいはコピーのコピーを防ぐように設計された"serial" copy generation management system (SCMS)です。 CGMS情報は出力されるビデオ信号に埋め込まれます。 CGMSが作用することにより、コピーを作ることを機器が認識し考慮しなければなければなりません。アナログ規格(CGMS/A)はNTSC line 20かline 21にエンコードして記録されます(XDSサービス)。 CGMS/Aはほとんどのデジタルビデオカメラやいくつかのビデオキャプチャカードで認識されます("recording inhibited(録画禁止)"のようなメッセージが光るでしょう)。 デジタル規格(CGMS/D)はまだ最終決定されていませんが IEEE 1394/Firewireのようなデジタル接続で採用されています。 下記6章を参照。

3) コンテンツスクランブルシステム(CSS)
完全なデジタルコピーの可能性があるので、変質狂的な映画スタジオはDVD-Video規格に、より厳密なコピープロテクト要求を出しました。コンテンツスクランブルシステム(CSS)は、データの暗号化で、ディスクから直接にビデオファイルをコピーさせないようにする認証方法です。 CSSは当初松下電器と東芝で開発されました。 各CSSライセンシーは各CSS暗号化されたディスクに収録された400個のマスターキーセットから、ひとつのキーが与えられます。この事は、将来のディスクからキーを取り除く事によりライセンスを取り消すことが見込まれます。 CSSデクリプションアルゴリズムは、ドライブユニットのキーとエンクリプションキーの交換です。そして、そのときディスクからデータをデクリプトするのに必要なディスクキーとタイトルキーのやり取りは不明瞭にされています。 DVDプレーヤはデコードと表示をする前にデータをデクリプトするCSS回路を持っています。コンピュータにおいては、DVDデコーダハードウェアとソフトウェアは必ずCSSデクリプションモジュールを含まなくてはなりません。全てのDVD-ROMドライブは、証明とデクリプション用のキーをコンピュータ中のCSSモジュールと交換するためのファームウェアを持っています。 2000年から、新しいDVD-ROMドライブはCSSとリージョンマネージメントをサポートする必要があります(1.104.1を参照下さい)。 DVD-Videoを表示するための機器製造メーカー (ドライブ、チップ、ディスプレイボード、その他)はCSSとライセンスを結ばなくてはなりません。 CSSライセンスは無料ですが、現在は煩雑な手順を経なければなりません。だから、早く関係のあるパーティへ申し込むことを勧めます。 1997年5月下旬にCSSライセンスはソフトウェアデコードに与えられました。 CSSアルゴリズムとキーの秘密を保持するため、ライセンスは非常に厳しく制限されています。もちろん、数百万台のプレーヤとドライブが全世界で使われるので、長い間秘密を保っていられません。 1997年10月、CSSアルゴリズムはクラックされインターネットにポストされました。エンドレスな論争と法的戦いの引き金が引かれました(4.8を参照下さい)。

4) Content Protection for Prerecorded Media (CPPM)
CPPMはDVD-Audio用のCSSです。 キーはリードインエリアに記録されますが、セクタヘッダのタイトルキーはありません。ディスクキーは、"album identifier"に代わります。 認証機構は、CSSとほとんど同じで、そして既存のドライブを変更する必要はありません。ディスクはCSSとCPPM両方を含んでいても構いません。 (More info to come....)

5) Content Protection for Recordable Media (CPRM)
CPRMは、記録されたメディアと記録するメディアの結ぶ機構です。 1999年から発売された全てのDVDレコーダは、CPRMをサポートしています。各ブランクレコーダブルDVDには、BCA(3.11参照)にユニークな64ビットIDがエッチングされています。 保護されたコンテンツが、ディスクに記録されているとき、ディスクIDから得た56ビットC2(Cryptomeria)cipherにより暗号化することが可能です。再生中、ディスクIDはBCAから読み取られ、ディスクのコンテンツを復号化するためのキーを生成するのに使われます。ディスクのコンテンツが他のメディアにコピーされた場合、IDが無いか正しくないでしょうからデータを復号することはできないでしょう。

6) デジタルトランスミッションコンテンツプロテクション(DTCP)
完全なデジタルコピーを許さないためのコンポーネント間のデジタル接続を目的に、5つのデジタルコピープロテクションシステムがCEAに提案されました。 フロントランナーはDTCP (digital transmission content protection)で、IEEE 1394/FireWireに注目しましたが他のプロトコルにも対応出来ます。 1998年2月にドラフト提案 (5CP、"five-company proposal"と呼ばれています)がインテル、ソニー、日立、松下電器、東芝で作られました。ソニーは1999年中旬にDTCPチップをリリースしました。 DTCPにおいては、DVDプレーヤとデジタルTVやデジタルVCRのように、デジタル的に接続されたデバイスは、キーを交換し、チャネルを確立するための認証を行ないます。 DVDプレーヤはエンコードされたビデオ/オーディオ信号をエンクリプト(暗号化)し、レシービングデバイス(受動装置?)へ送ります。そして、レシービングデバイスはデクリプト(復号化)しなくてはなりません。これは、接続されているけれど認証されていないデバイスが信号を盗む事から守ります。コピープロテクトがかかっていないデータに関しては、暗号化は不要です。 セキュリティは新しいコンテンツ(ディスクであれ放送であれ)またはアップデートされたキーや(そのデバイスが認可されていないか、受け入れられるかという)変更のリストをもつ新しいデバイスによって変更されます。 競合提案である、ZenithとThomsonからのXCA (extended conditional access)はDTCPと似ていますが、一方向デジタルインタフェース(EIA-762 RF remodulator standardの ような)で動作出来ます。 そして、セキュリティの更新が必要なときにはスマートカードを使います。他の提案は MRJ Technology, NDS, Philipsにより作られました。 5つ全ての提案では、コンテントは "copy freely", "copy once," "don't copy",ときどき"no more copies"のCGMSスタイルフラグがマークされます。 オーディオとビデオを複製しないデジタルデバイスは全てのデータを受ける事が可能でしょう(再生のみのデバイスと認証する限りは)。デジタルレコーディングデバイスはコピー可能とマークされたデータだけを受ける事が可能でしょう。そして、もしもソースが "copy once"とマークされていたら、フラグを "don't copy"か"no more copies"へ変えなくてはなりません。デジタルCPSは次世代のデジタルTV、デジタルレシーバー、デジタルビデオレコーダー用にデザインされたものです。それはデジタルコネクタ(DV機器のような)を持った新しいDVDプレーヤに必要とするものです。これらの新しい製品はたぶん2001年まで出てこないでしょう。 この暗号化はプレーヤによってなされるため、既存のディスクには変更の必要はありません。

先の4つのコピープロテクションの形は、ディスク制作者にとってはオプションです。映画のデクリプション(復号化)もハードウェアとソフトウェア再生製造業者にとってはオプションです。:デクリプション(復号化)能力の無いプレーヤやコンピュータは暗号化されていない映画しか再生できないでしょう。 CPRMはDVDレコーダーによって自動的に処理されます。 DCPSはDVDプレーヤが行なうものであり、ディスク開発者が行なうものではありません。

これらのコピープロテクションの仕組みはカジュアルコピー(このため、数十億円単位の損失とスタジオは主張します)を防ぐだけが目的で設計されています。ゴールは"正直な人々を正直なままで" です。 コピープロテクション規格を開発した人々でさえ、うまくやられた海賊版を阻止出来ないと認めているのです。

映画スタジオは、DVDコピープロテクションを破ることを法律違反とするよう望んでいます。その結果がWorld Intellectual Property Organization (WIPO)Copyright Treatyと WIPO Performances and Phonograms Treaty (December 1996)と the compliant U.S. Digital Millennium Copyright Act (DMCA) で有り、 1998年10月に法令化されました。 コピープロテクションを特別に回避する目的のソフトウェアは、U.S.その他多くの国で現在では不法となっています。 DVDコピープロテクション委員会の議長が述べました。 "ビデオコンテキストにおいて、じっくり考えられた法律は、違反には罰金を用意するだけでなく、正当な理由あるいは慣例的な(非営利目的の)なホームレコーディングの実行を許可する、特定の保証も用意すべきです "。 しかし、プレーヤあるいは「don't copy」フラグを全てのディスクにかけたスタジオが、どのように許可するのかは定かではありません。

DVD-ROMアップグレードキットを含むDVD-ROMドライブやコンピュータは Macrovision, CGMS, CSSをサポートする必要があります。 MacrovisionをサポートしないTV出力を持つPCのビデオカードは、暗号化された映画では動作しないでしょう。 IEEE 1394/FireWireで接続したコンピュータは、他のDCPSデバイスと共に動作するために最終DCPS規格をサポートしなければなりません。どのDVD-ROMドライブも、デコーダハードウェアやソフトウェアとセキュア接続を確立するためのCSS回路を組み込んでいなければなりません。CSSはDVD-Videoコンテンツにだけ使われるにもかかわらず。もちろん、DVD-ROMはいろんなコンピュータデータを収容しているので、他の暗号化(エンクリプション)方式を実装する事が出来ます。DVD-ROMドライブに関する情報については、4.1を参照下さい。

CPTWGのThe Watermarking Review Panel (WaRP) --Data-Hiding Sub-Group (DHSG)の後継-- が、DVD Forumにより認められたウォーターマークシステムを選択しました。 オリジナルの7つのウォーターマーク提案は3グループにまとまりました:IBM/NEC、Hitachi/Pioneer/Sony、Macrovision/Digimarc/Philipsです。 1999年2月17日最初の2グループが一緒になり"Galaxy Group"を作り彼等の技術はひとつの提案にまとまりました。第2グループの技術は、"Millennium"と呼ばれます。 DVD-Audioに使われ、いくつかの点でDVD-Videoへ付け加えられるであろう、ウォーターマーキングは、たぶん視覚聴覚的には邪魔にならないノイズとして各デジタルオーディオやビデオフレームに永久に印をつけます。ウォーターマークサインはコピーを防止するビデオの再生と記録機器で認識出来、ビデオがデジタルあるいはアナログ接続され電送されたり、ビデオ処理された時でさえも認識されるでしょう。新しいプレーヤと他の機器はウォーターマーキングをサポートすることを要求されるでしょう。しかし、DVDフォーラムは既存のプレーヤと互換性のある新しいウォーターマークされたディスクを作る意向です。 Divxで使われたウォーターマーキング技術は目にみえる"raindrop"や"gunshot"パターンであると報告されています。今後のディスクで問題が解決されると思われます。

[1.12] DVD-Audio、Music DVDって?

1996年にDVDがリリースされたとき、CDをはるかに凌駕するDVD-Videoのオーディオ能力が有りながらも、DVD-Audioフォーマットはありませんでした。 DVDフォーラムはDVD-Audioフォーマットを決定する前に、音楽産業関係者からの要望を追加しようと努めました。ドラフト規格はDVDフォーラムワーキンググループ4(WG4)から1998年1月からリリースされています。 バージョン0.9は7月にリリースされました。 最終のバージョン1.0(コピープロテクションを除いて)は1999年2月に承認され3月にリリースされました。 DVD-Audio製品は、コピープロテクション機能(encryptionとwatermarking)の選定作業の遅れにより発売が遅れています。 Secure Digital Music Initiative(SDMI) も遅れに拍車をかけました。 10月に予定されていたスケジュールは2000年中盤まで遅れました。表向きはCSSクラック(4.8を参照下さい)が原因とされていますが、ハードウェアがまだ用意されなかったこと、制作ツールが不充分なこと、ミュージックレーベルからのサポートが無かったことも原因です。パイオニアは1999年遅くに日本でDVD-Audioプレーヤをリリースしましたが、コピープロテクトされたディスクを再生することは出来ないでしょう。

松下電器のPanasonicとTechnicsブランドのユニバーサルDVD-Audio/DVD-Videoプレーヤは、2000年中旬に入手可能になる可能性があります。価格は$700から$1,200程度になるでしょう。 Pioneer, JVC, Yamaha, その他からも同時期にDVD-Audioプレーヤが発売されるでしょう。しかし、新しいプレーヤで再生するためのDVD-Audioタイトルはほとんどありません。

とかくするうち、DVD-Video規格はサラウンドサウンドオーディオとCDオーディオ以上のオーディオを含んでいます。 (3.6.2を参照下さい)。

DVD-AudioはDVD-Videoから独立しています。 DVD-AudioディスクはDVD-Videoプレーヤで動作するように設計する事が可能です。しかし、DVD-Audio規格が新しいフォーマットや機能を含み、 DVD-Videoプレーヤが決して見ない"DVD-Audio zone"(AUDIO_TSディレクトリィ)にコンテンツを収容する事で、DVD-Audioディスクを全てのDVD-Videoプレーヤで再生出来ないように作る事も可能です。新しいDVD-AudioやDVD-VideoとDVD-Audioの両ディスクが再生可能な"universal players"が必要とされます。 ユニバーサルプレーヤは、VCAPs (video-capable audio players)とも呼ばれます。

プロデューサ達へのお願い: Universal players(ユニバーサルプレーヤ)は今しばらくの間入手出来ないかもしれませんが、universal discs(ユニバーサルディスク)は現在でも作製可能です。 ほんの少し負荷を加えることで、全てのDVD-Audioディスクは全てのDVDプレーヤで動作するように作ることが可能です。DVD-VideoゾーンにDolbyDigitalバージョンのオーディオを含めることにより。
DVD-Audioオーサリング開発者達へお願い: デフォルトでこれが処理されるか、オーサリング中、これが強く推奨されるようなソフトウェアを作って下さい。

DVD-Audio(とユニバーサル)プレーヤは既存のレシーバで動作するでしょう。これらの出力はPCMとドルビーデジタルであり、そしていくつかはオプションでDTSとDSDフォーマットをサポートするでしょう。しかしながら、現在のほとんどのレシーバはhigh-definition PCMオーディオ (詳細は 3.6.1を参照下さい)をデコード出来ませんし、 たとえ出来たとしても標準的なデジタルオーディオ接続出来ません。ハイエンドなデジタルアナログコンバータ(DACs)を備えたDVD-Audioプレーヤは、2チャンネルや6チャネル入力を備えたレシーバに接続出来ますが、レシーバーがデジタルに戻す変換処理を行なうと品質が落ちるでしょう。 IEEE 1394(FireWire)のような進歩的なデジタル接続を備えた将来のレシーバは、DVD-Audioのフルデジタルレゾリューションが使えるような品質を要求されるでしょう。

DVDオーディオは信号の埋め込みデジタルウォーターマークによりコピープロテクトされています。 これは、デジタル署名とオプションで暗号化キーをオーディオにほとんど感知出来ないノイズとして適用するために、signal processing technologyを使用しています。 そのため、新しい機器ではコピーされたオーディオと認識した場合再生をしないでしょう。それは音質を下げるとオーディオマニアは主張しています。 しかし、4Cによって示す膨大なテスト結果から、コールデンイヤーの持ち主でも、ウォータマーキングノイズを聞き取ることは出来ないとされています。 Aris, Blue Spike, Cognicity, IBM, Solanaからの提案は、IBM, Intel, 松下電器, 東芝からなる4C Entityとともに、メジャーな音楽会社により評価されました ArisとSolanaは一緒になって新しいVeranceと言う会社を作りました。彼らのGalaxy技術が1999年8月に選択されました。 (1999年11月、 VeranceのウォータマーキングはSDMIにも採用されました)

SonyとPhilipsは競合するSuper Audio CDフォーマットを開発しました(詳細は3.6.1を参照下さい)。 Sonyは1998年4月にSACD規格のバージョン0.9をリリースし、最終バージョンは1999年4月?にリリースしました。 SACDテクノロジーは追加のコスト無しに既存のSony/Philips CDライセンスで利用出来ます。初期のほとんどのSACDは、マルチチャネルではなくステレオで発売されました。 SACDは、既存のCDプレーヤで再生するためと、DVD-Audio用の高密度層をプラスした2つのレイヤーを持つ、"過去の資産の継承"ディスクを提供します。しかし、デュアルフォーマットディスクは2000年末まで製作上、技術的困難だったので、少量しか作れていません。パイオニアは1999年末に日本で最初のDVD-Audioプレーヤを発売しました。 そのプレーヤはSACDもサポートしています。もしも、他の製造業社がこれに続いてくれれば、DVD-Audioプレーヤが両方のディスクを再生できるので、SACD vs. DVD-Audio規格競争は無意味になるでしょう。

ソニーは1999年5月、日本でSACDプレーヤを$5,000で発売しました。 アメリカでは1999年末に限定発売されました。 Philipsが$7,500で2000年5月に発売しました。 ソニーは2000年中旬に日本で$750SACDプレーヤを出荷しました。 1999年末に入手可能なSACDタイトルは約40タイトルで、DMP, Mobile Fidelity Labs, Pioneer, Sony, Telarcのタイトルがリリースされています。

DVD-Audioに関する、特に各種プレーヤモデルに関する詳細については、Digital Audio Guideを見てください。

[1.13] DVDをサポートしているスタジオは?

全てのメジャー映画スタジオと大部分のメジャー音楽スタジオ。

1997年早々にDVDプレーヤが入手可能になったとき、タイトルをリリースしたメジャー映画スタジオはWarner(ワーナー)とPolygram(ポリグラム)だけでした。追加のタイトルは小さなデベロッパー達からでした。 他のスタジオは徐々にDVDキャンプ(フルリストは6.2を参照、 映画情報は1.6を参照)へ加わりました。 Dreamworks(ドリームワークス)はフルDVDサポートをアナウンスする最後の重要なスタジオです。 Paramount(パラマウント)、Fox(20世紀?フォックス)そしてDreamworks(ドリームワークス)は当初Divxのみをサポートしていましたが、1998年夏にそれぞれオープン(Divxでない)DVDをサポートするとアナウンスしました。

[1.14] VCR(ビデオデッキ)/TV/etcからDVDへ記録出来るの?

一言で言うとまだです。しかし、すぐに出来るでしょう。 ほとんどのメジャーDVDプレーヤ製造会社はDVDホームビデオレコーダを発表しました。(4.3を参照下さい。)

詳しく回答しましょう: アナログビデオをDVDに録画することは、非常にトリッキーな工程が必要です。 DVDのビデオとオーディオを再生するためには、最低限ひとつのMPEGビデオストリームとひとつのPCMオーディオトラックが必要です。( Dolby Digitalオーディオ、MPEGオーディオ、サブピクチャはもっとも簡単なケースの場合には必要ありません)。基本的なDVDコントロールコードも必要です。 現在において、リアルタイムでビデオとオーディオをエンコードし、DVD-Videoの情報を付加してまとめ、完全なDVDデータを書き込むのは難しいのです。特に、通常のDVD-Videoプレーヤとの互換性を持たせるのは難しいのです。 DVD製作システムが3年間で数百万ドルから数千、数百ドルまで下がったにも関わらず、ホームレコーダはまだかなり高価です。

他の障害:ブランクディスクの価格は当初は約$25(いずれ安くなるでしょう)です。綺麗な品質を望むのであれば、リアルタイムの圧縮には高いビットレートが必要ですが、キャパシティは低下してしまいます。きれいなクオリティでリアルタイム圧縮するには高いビットレート、さらに容量の低下が要求されます。 MPEG-2圧縮はハイクオリティソースにむいており、そのためVHSや放送/ケーブルからのレコーディングは良い結果をもたらさないかもしれません(DVDレコーダがコストをあげるようなプレフィルターを持たない限りは)。

DVD-Rドライブ、DVD-RAMドライブやその他の記録可能なDVD(4.3を参照下さい)と混乱しないように。 これらはデータを記録出来ますが、全機能を満たしたDVD-Videoを作るためには、以下のものが必要です。ビデオをエンコーディング(MPEG)するために追加のハードかソフト、オーディオエンコーディング(Dolby Digital, MPEG, or PCM)、サブピクチャエンコーディング(ランレングス圧縮したビットマップ)、静止画フレーム圧縮(MPEG)、ナビゲーションとコントロールデータの生成、そしてマルチプレクシング。

困難な事が多いに関わらず、多くのメジャーなメーカーが家庭用の録画可能なDVDを作っています。 2000年には、いろいろなDVDビデオレコーダを目にするでしょう。 特にTVのようなアナログビデオの録画が可能な、初期のユニットは、たぶん$2,000以上でしょう。衛星放送、DTV、デジタルCATVのように既に圧縮されたデジタルソースだけを記録できる安いユニットも出てくるでしょう。ある時点で、DVDレコーダ/プレーヤは、衛星やケーブルのレシーバに組み込まれるでしょう。

デジタルテープが現実的な価格なので、消費者がTV番組やホームビデオを記録するようなレコーダブルDVD-Videoは決して実現しないと信じている人々がいます。一方ではデジタルテープには次のようなDVDの優位性に欠けています。すなわち、小さな輝くディスクが格好良いと言うことはこの際置いておいて、シームレス分岐、瞬間的な巻戻し/早送り、瞬間的なサーチ、耐久性等です。エンコーディングテクノロジーが十分に早く安くなり、ブランクディスクが十分安くなれは、レコーダブルDVDは主流となるかもしれません。

[1.15] ディスクに傷をつけたらどうなりますか? 壊れやすくてレンタル出来ませんか?

ほとんどの傷は簡単に訂正し得るマイナーチャネルデータエラー(minor channel data errors)を引き起こすでしょう すなわち、DVDに記録されているデータは、6mmもの大きな傷でもデータを損失しないで回復できる強力なエラー訂正手法を使っているのです。一般的な誤った認識として、傷がCDよりDVDの方を悪化させると言うことです。なぜならDVDは高密度でビデオを強く圧縮しているからと言うのが理由となっています。 DVDデータ密度(10倍と言いますが!)は物理的にはCD-ROMの4倍です。 そして、傷はデータに影響を及ぼすというのは本当です。しかし、DVDのエラー訂正はCD-ROMの少なくとも10倍良く、記録密度の増加を補って余り有ります。 MPEG-2とDolby Digital圧縮は気が付かないような情報の削除や低減を部分的に行なっている事を、そして復元は仮のデータが拡張するのではない事を、認識することが重要です。大きな傷はコンピュータでI/Oエラーを引き起こしたりDVD-Video画像が瞬間的にきらめくような見え方をする、訂正不能なエラーの原因になるかもしれません。逆説的に言えば、ときどき極小の傷が最もひどいエラーの原因になるかもしれません(傷の特定な方向と屈折のために)。 MPEGビデオのエラーを隠すための数多くの方法があります。 それらはこれからのプレーヤで使われるかもしれません

DVDの取り扱いとクリーニングに関しては、1.39を参照下さい。

The DVD computer advisory groupはキャディーあるいは他の運用時プロテクトが必須とならないよう特に要請しました。 LD、音楽CD、CD-ROMも傷を受けやすいにもかかわらず、数多くのビデオストアや図書館でレンタルされています。 BlockbusterやWest Coast Entertainmentのようなメジャーチェーンは多くの場所でDVDをレンタルしています。これまでのレンタルディスク実施のレポートのほとんどは肯定的です。 DVDレンタル販路の良いリストがここにあります。 <http://www.dvdpost.com/rental.html>。

[1.16] VHSで充分と思われます。それでもDVDに注目しておかなければなりませんか?

DVDの主な優位点はクオリティと追加機能(参照1.2)です。 DVDはビデオテープのように時間とともに、あるいは、数多く再生(週に2度、ディズニーのビデオを見る子供と親にとっての利点です)ことで劣化しないでしょう。これはCD対カセットテープで存在する"収集性"の要因です。

もしあなたにとってどれも重要でないのであれば、VHSで十分なのでしょう。

[1.17] CDとパッケージは異なりますか?

製造業者は消費者が彼らのCDプレーヤでDVDのソフトを再生してしまうのではないかと心配しています。そのため彼らはパッケージを変えたいと考えました。 VSDA (Video Software Dealers association)により推奨されている、CDジュエルボックス程幅広く、VHSカセットボックス程高いのもふくめ、数多くのDVDパッケージがあります。しかしながら、強いて大きなサイズのパッケージを使わなくても良く、数多くの会社は疑いようも無い標準的なジュエルボックスや紙とビニールのジャケットを使うでしょう。 Divxディスクは、ジュエルケースサイズの板紙とプラスチックのQパックケースに入っていました。

ほとんどの映画は、Amarayの"keep case"でパッケージされています。これは、透明なビニールポケットの付いた総プラスチックのクラムシェル型で、消費者の間ではポピュラーなものです。タイムワーナーの"Snapper"は、プラスチックの口金のついた板紙のケースで、いまひとつ一般的ではありません。ヨーロッパで一般的な、ストレッチリムジンバージョンのCDジュエルケースである"super jewel box"もあります。

[1.18] 2層ディスクって何? 全部のプレーヤで動きますか?

2層(デュアルレイヤー)ディスクはデータの二つの層を持ちます。 ひとつは半透過で、レーザーはここを通過して焦点を第2層に合わせてデータを読むことが出来ます。両方の層(レイヤー)は同じ面で読み取りが可能なので、2層ディスクは単層(シングルレイヤー)の2倍近い容量を持ちます。それはビデオを4時間以上再生出来る程の容量です(より詳細を参照 3.3 )。 数多くのディスクが2層を使っています。 当初は2層ディスクを作製出来る工場はほんの数社でした。しかし、現在では、大部分の工場が出来るようになりました。第2層は、両方のトラックが平行に走査する(独立データか特別にスイッチしたことがわかるために)PTP (parallel track path)レイアウトか、第2トラックが反対に走査する、すなわち、第1層のピックアップヘッドがセンターから外側へ移動し、第2トラックになると外側からセンターへピックアップヘッドが移動する、OTP(opposite track path)トラックのいずれかです; OTPレイアウトは両方の層をまたがった連続的なビデオを提供するためにデザインされています。レイヤーチェンジ(層切換)はどこでも可能です;チャプターポイントでなくてはならない、と言う訳ではありません。層間の切り替えでのシームレス再生は保証されません。 レイヤーチェンジが分からないプレーヤもありますが、コンマ数秒から4秒のもフリーズが発生するプレーヤもあります。 "seamlessness"はディスクがプレーヤの設計に対するのと同様ディスクのレイアウト方法に依存します。 OTPはRSDL(reverse-spiral dual layer)とも呼ばれます。 OTP/RSDLの利点は長時間の映画が、単層よりも良いクオリティを得るための高いデータレートを使える事です。レイヤーチェンジ詳細は1.27を参照下さい。

2層ディスクを見分ける方法はいくつかあります。 1) 金色, 2) ディスクにワイドスクリーンかレターボックスバージョンかの選択用メニュー, 3) 片面に二つのシリアル番号

DVD規格では、プレーヤとドライブは2層ディスクを読むことを要求しています。 2層ディスクで問題が発生する機器もごくまれにあります--これは設計の不備であり、メーカーが無料で修理すべきです。 DVD規格を超えた"seamless layer change(シームレスレイヤーチェンジ)"として設計されたディスクもあります。これは古いプレーヤで問題を発生します。

もし、あなたがディスクをひっくり返すのであれば、全プレーヤとドライブは2面ディスクを再生します。両面再生モデルをアナウンスした製造業社はありません。 2層を使って片面4時間以上のビデオを収録することが出来るので、追加コストが多分正当とみなされません。(2層製品は広くサポートされていなかったので、初期のディスクは2面を使っていました。これは既に問題ではありません)。パイオニアのLD/DVDプレーヤはLDを両面再生出来ますが、DVDでは出来ません。(両面同時読み込みにおける覚え書きを参照 2.12

[1.19] DVD-Videoは世界標準(worldwide standard)ですか? NTSC、PAL、SECAMでも動きますか?

DVDにおけるMPEGビデオはデジタルフォーマットで収録されていますが、ふたつの相容れないTVシステム:525/60 (NTSC) か 625/50 (PAL/SECAM)フォーマットのどちらかです。 異なるシステム上(NTSCとPAL)で再生するためのディスク間には3つの違いがあります: ピクチャサイズとピクセル比((720x480 vs. 720x576), 表示フレームレート(29.97 vs 25), そしてサラウンドオーディオ(Dolby Digital vs. MPEG)(詳細参照 3.43.6)。 そのため、DVDは2種類あります:NTSC DVDsとPAL/SECAM DVDs。

フィルムからのビデオは通常24 frames/secで収録されていますが、二つの表示レートのどちらかにプレフォーマットされます。 PALの表示レートにフォーマットされた映画は通常4%スピードアップし、オーディオはエンコード前にそれにしたがって調節しなくてはなりません。全てのPAL DVDプレーヤはドルビーデジタルオーディオトラックを再生出来ますが、MPEGオーディオトラックを再生するNTSCプレーヤはありません。 PALとSECAMは同じスキャンニングフォーマットで、ディスクも同じです。 唯一の違いは、SECAMプレーヤがSECAM TV用の色信号を出力することです。

NTSCディスクだけを再生するプレーヤもあるでしょうし、PALディスクだけを再生するプレーヤもあるでしょうし、両方再生するプレーヤもあるでしょう。 PAL圏で売られた全てのプレーヤは両方再生します。 これら multi-standardプレーヤは部分的にNTSCを60-Hz PAL (4.43 NTSC)信号に変換します。そして、60-Hz信号を取り扱えるPAL TVを必要とします。 この場合、プレーヤはPAL 4.43-MHz サブキャリアエンコーディングフォーマットを使いますが、525/60 NTSCスキャンニングレートを維持します。 現在の大部分のPAL TVはこの"pseudo-PAL" 信号を取り扱えます。 数機種のマルチスタンダードPALプレーヤが525/60 NTSCディスクから正確な3.58 NTSCを出力します。 そしてNTSC TVかマルチスタンダードTVを必要とします。 NTSCディスクを再生するときに、60-Hz PALとNTSC出力をスイッチで選択するプレーヤもあります。 525/60NTSCディスクから標準PALを出力するstandards-convertingプレーヤが少数あります。 適切な規格変換にはスケーリング(scaling)、テンポラル変換(temporal conversion)、オブジェクトモーション分析(object motion analysis)をするための高価なハードウェアが必要です。 DVDプレーヤの変換品質は低いので、コンパチブルTVが持っているpseudo-PAL出力を使った方が、良い映像が得られます。(音声はビデオ変換の影響を受けません。)

ほとんどのNTSCプレーヤは、PALディスクを再生できません。 非常に少数のNTSCプレーヤ(Apex and SMCのような)は、625/50 PALをNTSCに変換する事が可能です。 Emerson EVC1595 ($350)のような、外部コンバータボックスが入手できます。 高品質のコンバータはTenLabで入手できます。

プロデューサは片面に525/60を入れ、もう片面に625/50のを入れておくことが可能です。大部分のスタジオは、これらのPALディスクにDolby Digitalオーディオトラックを入れています。

コンピュータも含めると実際に3種類のDVDプレーヤがあります。ほとんどのDVD再生ソフトウェアとハードウェアは、NTSCとPALの両方のビデオと、ドルビーデジタルとMPEGの両方のオーディオを再生出来ます。コンピュータモニタ上にだけビデオ変換して表示するのもあれば、TV用のビデオ信号として出力するのもあります。

結果: NTSCディスク(Dolby Digital audioを含む)は全世界のDVD再生機の95%以上で再生できます。 PALディスクはPAL圏外では、ほとんど再生できません。(これはリージョンには関係ありません -- 1.10参照)

[1.20] DVDでアニメーションはどうですか? 圧縮しては見にくくなるんじゃない?

ある人々はアニメーション、cartoonsやアニメのような、特に手で描かれたセルアニメーション、はMPEG-2でうまく圧縮出来ないとかオリジナルより大きくなってしまうと主張します。他の人々はアニメーションは簡単に圧縮出来ると主張します。どちらも真実ではありません。

おそらく、フレーム間の"jitter"は絵の違いや並びが原因です。 ディズニーのアニメーションエキスパートは現在のアニメーションテクニックでは発生しないと指摘しました。発生したとしても、MPEG-2の動き補償機能がそれを補償するでしょう。

MPEG-2の方法が絵をブロックに分割し周波数情報へ変換するので、アニメーションの鋭いエッジが平滑化されるという問題を持つかもしれません。これは高周波情報の損失が"ringing"やエッジに沿ってぼんやりして染み(Gibbs効果と呼ばれる)となって現れるかもしれません。しかしながらDVDで一般的に使われているデータレートならば、このような問題は発生しません。

[1.21] ひっくり返す必要があるディスクがあるのはどうして? DVDは片面に4時間記録出来るのでは?

DVDの2層テクノロジー (参照 3.3) が4時間以上の連続再生を実現したのにも関わらず、いくつかの映画は2面に分かれて、途中でひっくり返すことを要求します。大部分の"flipper"ディスクは、プロデューサが怠惰すぎて圧縮を最適化できなかったか、2層ディスクを作れなかったのです。より良い画像のクオリティを得るために、データレートを上げると言うのは説得力を欠く言い訳です;多くの場合、ビデオは低ビットレートでも十分に注意してエンコードすれば良く見えます。 2層ディスク生産能力が無いということも説得力を欠く言い訳にすぎません;1997年には、2層ディスクを作ることが出来るDVD工場はほとんどありませんでしたが、今はそんなことはありません。再生面を自動的に切り替えてくれるプレーヤはありませんし、大部分の映画が4時間を超えないので片面2層(RSDL)で容易に適応出来ます。

"flippers."ディスクのリストが、DVD ReviewのFilm Vaultにあります。 覚え書き:これは、片面にワイドスクリーンバージョンでもう片面にパン&スキャンバージョン、あるいは、その他付録がもう片面のディスク、とは違います。追加のタイトルがありましたら、info@dvdreview.comへ連絡してください。 (リストが長すぎて、このFAQでは管理しきれません)。

[1.22] どうしてやせすぎに見えるくらい絵がひしゃげてしまうのですか?

回答: マニュアルをよく読んでください。あなたはワイドスクリーンのみに対応して表示するはずのアナモルフィック(歪んだ)映像を見ています。(技術的詳細参照 3.5 )。 プレーヤ設定メニューを表示し、ワイドスクリーン16:9TVではなく、標準的な4:3TVを設定する必要があります。そうして、自動的に画像がレターボックスになり、適切な割合で横幅いっぱいに見ることが出来ます。

場合によっては、あなたはディスクを再生中にアスペクト比を変えられます(リモコンの"aspect"ボタンを押すことによって)。プレーヤによっては、アスペクトを変える前に、ディスクを停止しなくてはなりません。アスペクトの変更は同じ面に両方のフォーマットを持つディスクでのみ可能と言う事に注意しましょう。片面がワイドスクリーンでもう片面がスタンダードと記されているディスクはひっくり返さなくてはなりません。

レターボックスの詳細に関しては、1.38を参照下さい。

[1.23] 全てのビデオがDolby Digital (AC-3)を使っているのですか? それらは全部5.1channelsですか?

ほとんどのDVD-VideoディスクはDolby Digitalサウンドトラックを含んでいます。しかしながら、必須ではありません。いくつかのディスク、特にオーディオのみのものでは、PCMトラックを持ちます。 625/50(PAL)ディスクはMPEGオーディオのみを持つことも可能ですが、MPEGオーディオは広く使われていません。

"Dolby Digital"ラベルが5.1チャネルを保証していると思ってはいけません。 Dolby Digitalサウンドトラックはモノ、デュアルモノ、ステレオ、Dolbyサラウンドステレオ等でもあるのです。例えば、Blazing Saddles and Caddyshackはモノ映画です。 したがって、このDVDのディスクのDolby Digitalサウンドトラックは1チャネルのみです。 いくつかのDVDパッケージはDolby Digital logo下でチャネル配置を示す小さなレタリングあるいはアイコンを持っています。ある場合には、Dolby Digitalサウンドトラックが2つ以上のこともあります;ひとつは5.1チャネルであり、もうひとつはDolbyサラウンドステレオに特別にリミックスされたトラックです。あなたのDVDプレーヤがドルビーデジタルの再生を示す一方レシーバーがドルビーサラウンドを示しても正常です: それはディスクがドルビーデジタルフォーマットで、2チャンネルドルビーサラウンド信号を含んでいる事を意味します。

オーディオ詳細を参照 3.6 下さい。

[1.24] DVDにはレーザー腐敗がありますか?

LDは一般にレーザー腐敗と呼ばれるものにかかります:酸素や化学変化によるアルミ層の劣化です。これは、ディスク製造時に十分に精製されていないアルミニウムを使うことにより発生しますが、曲げ(bending)、反らし(warping)、熱サイクル(LDは大きなサイズのため、曲がりやすく、それで面間の接着にそっての動きが密封状態を破ります)による機械的剪断圧力で悪化されます。データ層の劣化は化学的汚染物質や接着剤のガスが原因だったり、アクリル層にしみこんだ湿気だったりします。

LDのように、DVDは2枚のプレートが接着されていますが、DVDはより強力で新しい接着剤を使用しています。しかも、DVDは、LDで使われているPMMAより約10倍程度湿気を吸収しないポリカーボネートで作られています。

真実を知るにはまだ早すぎます。しかし、DVDにはたぶんレーザー腐敗問題はほとんど無いでしょう。たぶん劣悪な接着剤、化学反応、アルミニウム層の酸化でいくつかのディスクが悪くなったレポートが有ります。 http://www.mindspring.com/~yerington/を参照下さい。

[1.25] どのtitlesがpan & scan onlyですか? どうして?

レターボックスで無かったり、フィルムからアナモルフィックやへ変換されていないので、いくつかのタイトルがpan & scan(パン&スキャン)のみです。 (pan &scanとアナモルフィックフォーマットの詳細参照 3.5 )。 変換費用が$50,000から$100,000するので、映画スタジオは改めて変換するのは妥当だと思わないかも知れません。オリジナルフィルムやそれの権利が改めて変換するのに利用出来ない場合もあります。古い映画の場合、それらは1.37"academy"比率のフルフレームで撮影され、それらはワイドスクリーンバージョンではありません。ミュージックコンサートのような、TVカメラで撮ったビデオは、既に4:3フォーマットです。

pan & scanだけのタイトルは多すぎてここに列挙出来ません。 DVD ReviewのFilm Vault からリストを得る事が出来ますし、 Internet Movie Database (片面がワイドスクリーンバージョンでもう片面がpan & scanバージョンのも含んでいます)にリストがあります

[1.26] 私のパイオニアプレーヤで字幕(Subtitle)を消すにはどうすれば良いのですか?

リモコンのSubtitleを押し、そのあとClearか0(ゼロ)を押します。メニューを使う必要はありません。

[1.27] レイヤーチェンジって何? ディスクのどこで起きるの?

2時間を超えるような映画や高いデータレートでエンコードした映画にはディスクを2層(レイヤー)に分けていることがあります。プレーヤが2層目に切り替えたとき、ビデオとオーディオはちょっとの間フリーズ(止まる)します。一時停止の時間はプレーヤとディスクのレイアウトに依存します。 一時停止はプレーヤやディスクの欠陥ではありません。詳細については、1.18を参照下さい。

レイヤーチェンジポイントのリストが、DVD ReviewのFilm Vaultにあります。 新しいポイントが見つかったら、info@dvdreview.comへ連絡してください。 (リストが長くて、このFAQでは管理しきれません)。

[1.28] ディスクはDolby Digitalと言っています. どうして2-channel surround audioなのでしょう?

いくつかのディスク(コロムビアトライスターから多くの)では、トラック1にDolbyサラウンドオーディオ(普通のステレオ)を、トラック2には5.1チャネルを入れています。いくつかのスタジオはドルビーサラウンドやステレオ用のサウンドを分けて作っているのと、デフォルトトラックは主に使われているサウンドシステムに合わせるべきと考えています。もしあなたが何もしていなければ、プレーヤは2チャネルオーディオをデフォルトで再生するでしょう。リモコンのオーディオボタンを使うかメニューから5.1トラックを選択しなさい。(覚え書き:ソニー3000のようないくつかのプレーヤは、最初の5.1トラックを自動的に再生する機能を持っています)

Dolby Digitalは5.1チャネルを意味するとは限りません。参照 3.6

[1.29] いくつかのディスクではA-Bリピートが効かないのはどうしてですか?

サーチ、ポーズ(一時停止)、スキャンのようなほとんど全ての機能はディスクによって使用禁止に出来ます。その結果、プレーヤの部分的なリピート操作を防ぐことが出来ます。 プレーヤが部分的なリピート再生のためにタイムサーチを使っていた場合、そのとき趣向を凝らしたノンシーケンシャルタイトル構成のディスクもリピート機能を妨げられるでしょう。ほとんどの場合、著者(作品)はこれらの機能の使用を禁じたと言うことを分かってさえいないのでしょう。

[1.30] 第一、第二、第三世代DVDの違いって何?

あなたが尋ねた人たちから異なる反応が返ってくるでしょうから、この質問に関する有意義な答えはありません。 "第二世代"と"第三世代"と言う用語はDVD-VideoプレーヤとDVD-ROMドライブと両方で使われます。一般に、基本的なDVD再生システムの新しいバージョンを単に意味します。 用語としては、記録出来たり、ビデオゲームをプレイしたり等のDVDシステムを指す事は(まだ)ありません。

ある人によれば、第二世代DVDプレーヤは1997年秋に発売されていて、第三世代プレーヤは1998年早々に発売されているそうです。また、別のある人によれば、DVDの第二世代はHDプレーヤ(参照 2.12)で2003年ぐらいまで発売されないそうです。 DTSコンパチブルプレーヤやDivxプレーヤやプログレッシブスキャンプレーヤや10ビットビデオプレーヤやThe Matrixを再生できるプレーヤが第二世代、第三世代、第四世代を構成するという視点を含めて、これら両極端間に多くの矛盾したバリエーションがあります。

PCでは少しはっきりとしています。第二世代(DVD II)は通常CD-Rが読める2倍速DVD-ROMを意味します。第三世代(DVD III)は通常5倍速(あるいはあるときには2倍速だったり4.8倍速だったり6倍速だったり)のDVD-ROMドライブを意味し、DVD-RAMが読める事もあり、RPC2フォーマットだったりします。スピードのより詳しい情報については4.2を参照下さい。 RPC2の説明は1.10の項を参照下さい。

[1.31] hybrid(ハイブリッド) DVDって何?

あなたは本当に答えて欲しいと思いますか? OK。あなたが尋ねたとして...

  1. DVD-VidoeプレーヤとDVD-ROM PCで動作する1枚のディスク(最も一般的にハイブリッドという用語が使われるが、より正確にはエンハンスドDVDと呼ばれる)。
  2. WindowsとMac OSコンピュータで実行する1枚のDVD-ROMディスク(より正確にはクロスプラットフォームDVDと呼ばれる)。
  3. インターネットに接続するWebコンテンツも含んでいるDVD-ROMやDVD-Videoディスク(より正確にはWebDVDやWebコネクテッドDVDと呼ばれる)。
  4. DVD-VideoとDVD-Audioコンテンツが含まれる1枚のディスク。
  5. 2層で、ひとつはDVDプレーヤでもうひとつはCDプレーヤで読める1枚のディスク(より正確にはレガシーあるいはサンドウィッチディスクと呼ばれる)。このハイブリッド(99年9月時点で入手不可能ですが)には、少なくとも3種類のバリエーションがあります:
    1. 1.2mmのCD層に0.6mmのDVD層を背中合わせに貼り付けたもの。 片面はCDプレーヤから読み出すことが出来、もう片面はDVDプレーヤから読み出すことが出来ます。 結果的に、ディスクの厚さは、CDとDVDの規格から0.6mm厚くなります。 そのため、ポータブルのようにしっかり締め付けるプレーヤでは問題が起きるかもしれません。 このタイプを最初に発表したSonopressは、DVDPlusと呼んでいます。 "fat" discとして知られています。これには、12cmのサブスレートに8cmのデータエリアを持ち、外周にプリントしたバリエーションを持つものもあります。
    2. 0.6mmのCD層と半透過の0.6mmDVD層を張り合わせたもの。 同じサイドから両方のレイヤーを読み出すことが出来ます。 CDプレーヤは半透過のDVDレイヤーを通して読み出す必要がありますので、CDプレーヤによっては問題が起きるかもしれません。
    3. 1.2mmのところにフォーカスを合わせたような特別な反射コーティングを施した0.6mm層のCDと0.6mmのDVD層を背中合わせに貼り付けたもの。 片面はCDプレーヤで読み出せ、もう片面はDVDプレーヤで読み出せます。
  6. 2層で、ひとつはプレスされた(DVD-ROM)データを含み、もうひとつはレコーディングや再レコーディング用のリライタブル(DVD-RAM)メディアを含む1枚のディスク(より正確にはミックスドメディアあるいはリライタブルサンドウィッチディスクと呼ばれる)。
  7. 片面は2層でもう片面が1層のディスク。(より正確にはDVD-14と呼ばれます)。
  8. カスタム用データを収録したりアクセスコードが記録された埋め込みチップがついたディスク。(より正確には、chippedDVDと呼ばれます)。

何か見過ごしていませんか?

[1.32] DTSとDVDの関係って何?

Digital Theater Systems Digital Surround(デジタルシアターシステムデジタルサラウンド)はDolby Digital同様オーディオのエンコードフォーマットです。 プレーヤ内蔵あるいは外部レシーバのデコーダが必要になります。技術的詳細に関しては 3.6.2を参照下さい。 Dolby Digitalより圧縮レベルが低いのでDTSサウンドの方が良いと主張する人々もいます。有意差が無いと主張する人々もいます。 DTSはもともと全て内部でエンコーディングを行っていましたが、1999年10月にDTSエンコーダが購入可能になりました。 DTSタイトルは一般にオーディオファン用の専門的なアイテムと一般に考えられていました。

DVDにおいて、DTSはオプションフォーマットです。 ある人々のクレイムに反して、DVD規格は、1996年(規格がファイナライズする前)から、DTS用のIDコード含んでいました。 DTSがエンコーダとテストディスクを出すのが遅れたので、1998年中頃以前に作られた(ほとんどの)プレーヤはDTSトラックを無視しています。少数のデモディスクが(CDやLDと同じ技術を使って)PCMトラックにDTSデータを埋め込む事により作られました。そして、これらだけが全てのプレーヤで動作するDTS DVDディスクです。 新しいDTSコンパチブルプレーヤが1998年中頃に現れましたが、DVD-Video規格によるDTSオーディオストリームIDを使った劇場用のDTSディスクは1999年1月7日まで現れませんでした。(元々のスケジュールでは1997年のクリスマスには現れる予定でした)。 ムーラン、DTSサウンドトラックを持ったダイレクトビデオアニメーション(ディズニー映画ではありません)が1998年11月に出ました。 DTSコンパチブルプレーヤは公式の"DTS Digital Out"ロゴをつけるでしょう。少数の製造業者は既存のプレーヤをDTSディスクもコンパチブルにするアップグレードを提供するかもしれません。

Dolby DigitalあるいはPCMオーディオが525/60(NTSC)ディスクで必須になっていて、PCMとDTSを一緒にする事は通常ビデオエンコード用の容量を十分に確保出来なくなるので、必然的にDTSサウンドトラックを持つディスクは全てDolby Digitalサウンドトラックも収録することになります。 この事は全てのDTSディスクが全てのプレーヤで動作するであろう事を意味しますが、DTSコンパチブルプレーヤとDTSデコーダはDTSサウンドトラックをプレイする必要があります。 DTSデータが標準的なPCMトラックにカプセル化され、そのままデジタルオーディオ出力(等)に送られるので、DTSオーディオCDは全てのDVDプレーヤで動作するでしょう。

[1.33] どうして絵が白黒になるのでしょう?

あなたはたぶんPALのプレーヤでNTSCのディスクを再生しようとしていますが、あなたのPAL TVはその信号を処理出来ません。 もしも、あなたのプレーヤがスイッチやオンスクリーンで出力フォーマットをNTSCディスク用に設定出来るのでしたら、PAL (60-Hz)を選択する事で問題を解決出来るでしょう。より詳しい情報は1.19を参照下さい。

[1.34] 片面がワイドスクリーンをサポートしているのに、どうして両面ともフルスクリーンなのですか?

多くのDVDは片面がwidescreen(16:9) format videoで、もう片面がstandard(4:3)であるとラベルが描かれてあります。もし、あなたが両面とも同じと思うのでしたら、あなたはたぶんwidescreen sideで非圧縮の16:9の映像を見ています。 4:3 pan & scanのように見えますが、もしあなたが注意深く見れば絵が水平方向に圧縮されている事を発見出来るでしょう。あなたのプレーヤがワイドスクリーンTV用に設定しているのが問題です。詳しくは1.22を参照下さい。

[1.35] どうしてVideoとAudioがずれてしまうのですか?

"リップシンク(lip sync)"問題が数多く報告されています。 ビデオに少し音がずれる問題です。シンク問題の理解は非常に主観的な物です--ある人々はとても気にしますし、ある人々は気が付きもしません。問題はいろいろなプレーヤで報告されています(とりわけ、Pioneer 414 と717 モデル、ひょっとしたら全てのPioneerモデル、500シリーズとPS2を含むSonyモデル、3109を含む新しい東芝モデル、いくつかのPCデコーダカード)。ディスクでも数多くあります(とりわけ、Lock, Stock, and Two Smoking Barrels; Lost In Space; TRON; The Parent Trap; Austin Powers)。

シンク問題の原因は4つの要因が複雑に相互作用しています。

  1. audio/videoエンコーディングやDVD-Videoフォーマッティングの誤ったシンク
  2. フィルム制作や編集中の下手なシンク(特にポストダビングやルーピング)
  3. プレーヤにおける許容量の緩いシンク
  4. 外部デコーダ/レシーバの遅れ

1や2の要因は、通常根本的問題であり、、3や4の要因では表示上の問題です。シンク問題を持ったいくつかのディスクは問題を解決するため、再エンコードして再発売しました。あるケースでは、プレーヤのシンク問題が再生中のポーズやストップしてからリスタートして解決したり、プレーヤの電源を落とし数秒待ってから電源を入れ直して回避する事もありました。パイオニアは、プレーヤのオーディオ-ヴィジュアルシンクロナイゼーション(audio-visual synchronization)を変えることは、 "ソフトウェア品質を補償するまでは、劇的にピクチャパフォーマンスを落とすでしょう"と述べました。

不運にも、簡単な答えや解決方法はありません。 消費者からのさらなる不平不満は、製造業者に対し、将来のプレーヤやファームウェアのアップグレードで、より真剣に有望に修正して、問題を取り去る動機になるでしょう。

[1.36] どうして画が交互に明るくなったり暗くなったりするのですか?

おそらく、ビデオデッキを通したDVDプレーヤが原因のMacrovision copy protection (see 1.11)がかかったのを見ています。(3.2.1を参照下さい)。

[1.37] "Easter eggs"や隠し機能をどうやって見つけるのでしょうか?

いくつかのDVDムービーは、しばしば"Easter eggs."と呼ばれる、隠し機能を持っています、デベロッパーによりおまけシーンやビデオクリップがディスクに隠されています。例えば、Dark Cityは、William HurtとKeifer SutherlandのバイオグラフィページにLost in SpaceとTwin Peaksのシーンを埋め込まれたりします。 メニューのあらゆるところにからませた"Shell Beach"ゲームもあります Mallratsにおいては、DVDはすでに十分にポストモダンになったので、Easter eggsを探すのを止め、何か役に立つことをしよう、とディレクタが命じる隠しクリップが、たぶん示されています。

あなた自身で隠し機能を探して楽しんで下さい。しかし、何か助けが必要でしたら、ベストなリストが DVD Reviewにあります。

[1.38] 上下の黒い帯をどうやったら取り除けますか?

黒い帯はletterbox3.5参照)の一部分で、ほとんどの場合、取り除くことは出来ません。 もしも、レターボックスではなくパン&スキャン(しばしばフルスクリーンや4:3と呼ばれます)にプレーヤの表示オプションをセットしているのであれば、この特徴を可能にしたDVD映画は無いので、あまり良くないでしょう。もしも、16:9ワイドスクリーン出力にセットしているのであれば、帯は小さくなるでしょう。しかし、ワイドスクリーンTVで無ければ、画像が縦に伸びてしまうでしょう。

同じディスクにフルスクリーンとレターボックスの両方バージョンの映画が入っているかも知れませんので、いろんな方法でフルスクリーンバージョンを得ることが出来るでしょう(普通はひとつだけ動作します。次の3つを試しましょう) :

  1. ディスクのもう片面をチェックしましょう(もしも両面(2面)なら)
  2. メインメニューのフルスクリーン選択を探しましょう
  3. リモコンの"aspect"ボタンを使いましょう

DVDはTVで出来るだけ映画が良く見えるようにデザインされています。 ほとんどの映画はTVよりも幅広なので、レターボックス化する事で劇場上映のフォーマットを保存しています。(劇場で、上下がカットオフされることに対して、誰も不平を言いません。) DVDは将来のTVにも用意が出来ています。 それは、ワイドスクリーンです。 これら等の理由により、DVDの多くの映画はワイドスクリーンフォーマットです。

Note: ほとんどのワイドスクリーン映画は1.85("flat")アスペクト比を用いています。この場合、TVイメージの実際のサイズはレターボックスバージョンとフルフレームバージョンと同じです、パン&スキャン工程(画像の一部をカットする)を使わなければ。言いかえれば、画像は通常同じサイズです、フルスクリーンバージョンのトップとボトムに余分の要素を持ってますが。もっと言うと、画像の一部を覆い隠すレターボックス化は、劇場(1.85 movies)をカバーし、あるいは、ワイドスクリーン画像(2.35 movies)を全て見せることをみこんでいます。

どうしてほとんどの映画ファンがレターボックスを好むのかの詳しい説明は、Widescreen CinemaページとLetterbox/Widescreen Advocacy Pageを参照下さい。 アナモルフィックワイドスクリーンの説明と他のWebサイトへのリンクは、3.5を参照下さい。

このように複雑な状況の解決には、"エンターテイメント界57年で最も重要な進歩"であろうFlikFX Digital Recomposition Systemがあります。

[1.39] どのようにDVDを取り扱うべきですか?

DVDはレーザーで読みとられるので、指紋、埃、汚れ、傷(詳細は1.15を参照下さい)には強いです。 しかしながら、表面の汚れや傷はデータエラーの原因になります。ビデオプレーヤにおいて、データエラーの結果、小さなビデオartifactsからフレームスキップ、完全に再生不可能まで起きます。だから、あなたのディスクに注意を払うのは良いことです。 一般的な取り扱い方法はCDと同じです。

傷ついたり汚いディスクで、あなたのプレーヤを害することはありません。もし、ディスクの表面に汚い滴がついていて、それがレンズに付かない限りは。それでも、ディスクは綺麗にしておいた方がベストです。それによりプレーヤの内部も綺麗に保たれます。割れたディスクを再生しようとしてはいけません。粉々に砕けてプレーヤを損傷するかもしれないからです。プレーヤのディスクを取り除いてもたぶん害はありません(ポーズして回転していても)。しかし、終日ディスクを入れないで動かしておくのは良い事ではありません。

一般に、ディスクが回転することにより空気が動きレンズがクリーンだから、プレーヤのレンズクリーニングの必要はありません。しかしながら、CDプレーヤにレンズクリーニングディスクを使っているのであれば、DVDプレーヤにも同様のことをしたいと思うかも知れません。レンズの位置がちょっと違うので、DVDプレーヤ用にデザインされたクリーニングディスクを使うことだけをお薦めします。

ピックアップヘッドの定期的な調整は必要ありません。 特に、プレーヤを手荒く扱った時、ときどき、レーザーが外れる事がありますが、これはレギュラーメンテナンス項目ではありません。

Care and feeding of DVDs

中心か外側のエッジだけを持つようにしましょう。 輝く面をポップコーンの油が付いた指で触らないようにしましょう。

使わないときは保護ケースに収納しましょう。 ケースから出すときには、ディスクを曲げてはいけません。そして、ケースにしまったりプレーヤのトレイに置くときは、ディスクに傷をつけないよう注意しましょう。

トレイを閉じる前に、プレーヤに確実にディスクをセットしたことを確認しましょう。

ラジエータ/ヒータ、熱機器、直射日光(暑い時の窓のそばや車の中)、ペット、小さな子供、その他有害な物から離しておきましょう。磁場はDVDに影響を及ぼしません。 DVD規格では、-20度Cから50度C(華氏-4から122度)で、1時間で15度C(華氏27度)以内の温度変化で保存するように推奨しています。湿度は5%から90%の間です。

DVDの外側エッジを緑色マーカで色を付けるのは、ビデオとオーディオの品質に違いを表しません。データはレーザー波長の1/4のピット干渉に基づいて読まれます、165ナノメートルより短いです。平均300万倍以上も遠いところの少々の染色は、何も影響しないでしょう。

Cleaning and repairing DVDs

もし、ディスク再生中に問題に気が付いたならば、簡単にクリーニングするだけで直せるかも知れません。

ディスクをクリーニングしても問題が残っているのでしたら、ひとつ以上の傷を修理するする必要があるかもしれません。しばしば、ちょうどECCブロック全体を覆うような傷であれば、ヘアライン傷でさえエラーの原因になりますレーザーは底から読む事を覚えておいて、ディスクを調べましょう。 傷の修正方法は二つあります: 1)光学的物質で傷を埋めるか覆う; 2) 傷を磨きあげる。 これらに対応した商品が多くあります。あるいは、ポリッシングコンパウンドを買って自分でやってください。 こつは新しく問題となるような傷を作ることなく磨く事です。多量の小さな磨き傷は、大きな傷より多くのダメージを引き起こします。 クリーニングと同様に、放射方向に磨きましょう。

多くのディスクをクリーンにしておく必要がある図書館、レンタルショップ、その他裁判地?(venues)では、驚くほど酷使した後でも、もとの状態の戻すことが出来る、市販のポリッシングマシンを購入したいと思うかも知れません。 DVDのデータレイヤーはCDの半分の深さしかないことを覚えておきましょう。 だから、DVDはCDの半分の回数しか磨く事が出来ないかも知れません。

[1.40] プログレッシブDVDプレーヤって何?

プログレッシブスキャンDVDプレーヤは、DVDのインタレース(480i)ビデオをプログレッシブディスプレイ(31.5 kHz以上の)に接続するため、プログレッシブ(480p)フォーマットに変換します。プログレッシブプレーヤは全てのスタンダードDVDタイトルで動作しますが、フィルムソースがベストです。結果的には、垂直方向の解像度が倍になり、より詳細なフィルムのような映像になります。

DVDビデオがプログレッシブかインターレースかに関して、非常に大きな混乱があります。ここにひとつの解答があります:プログレッシブソースビデオ(フィルムのような)は、インターレースフィールドペアでエンコードされます。それは、もともとのプログレッシブビデオに再構築するためプログレッシブプレーヤによってRe-interleavingされます。 インターレースとプログレッシブスキャンに関するこれ以上の説明は、3.8を参照下さい。

東芝が、1999年中旬に最初のプログレッシブスキャンプレーヤ(SD5109, $800)を開発しました。 しかし、コピープロテクション関係が問題で、1999年秋まで発売されませんでした。松下も1999年秋にプログレッシブプレーヤ(DVD-H1000, $3000)をリリースしました。 2000年1月のCESで、ほとんどのDVDプレーヤメーカーは、プログレッシブプレーヤが近いうちに出る事を話していました。一般のDVDプレーヤの出力をプログレッシブスキャンに変換する、外部line multiplierを買うことも可能です。 ビデオがプログレッシブモニタに表示されるので、全てのDVDコンピュータはプログレッシブプレーヤです。しかし、クオリティはさまざまです。 (4.1 and 2.12を参照下さい。)

インタレースDVDビデオをプログレッシブビデオに変換することは、フィルムフレームに戻す事も含まれます。インタレースをプログレッシブに変換するには、本質的にふたつの方法があります:
1- Re-interleavingweaveとも呼ばれます)。 もし、オリジナルのビデオがフィルムのようなプログレッシブソースの場合、ふたつのフィールドからひとつのフレームを再構成します。
2- Line doublingbobとも呼ばれます)。 もし、オリジナルのビデオがインタレースソースだったら、単純にふたつのフィールドを組み合わせただけではモーションアーティファクト(ファスナーのような効果がでてしまいます)の原因になり、ひとつのフィールドの各ラインが2度繰り返され1枚のフレームを形成します。比較的良いランダブラーは、上下のラインを合わせ新しいラインを作るinterpolationを使います。 安いラインダブラーはbobだけですが、高価なランダブラー(DSPを含んでいます)はweaveも可能になっているので、ラインダブラーという用語はあいまいです。
(3- 実際には3番目の方法があります。field-adaptive de-interlacingと呼ばれ、3フィールド以上の個々のピクセルについて調べ、画像にとってweavesかbobsの適切な方を選択します。 $10,000以上のほとんどのシステムで使われているでしょう。 そして、私達がDVDプレーヤで見ることが出来るまでには、もうしばらくかかるでしょう。)
(4- そして4番目の方法もあります。motion-adaptive de-interlacingと呼ばれ、MPEG-2の動きベクトルや個々の動きオブジェクトを識別するmassiveイメージプロセッシングにより、画像にとってweavesかbobsの適切な方を選択します。 $50,000以上(今は無き、Chromatic Mpact2は別として)のシステムで使われます。

de-interlacingシステムは3種類あります:
1- Integrated。これが通常ベストです。 MPEG-2デコーダに統合されたde-interlacerで、MPEG-2のフラグを読み、エンコードされたビデオを分析し、bobかweaveを決めます。大部分のDVDコンピュータはこの方式を使っています。
2- Internal。 MPEG-2デコーダからのデジタルビデオを、独立したdeinterlacingチップに通します。 MPEG-2フラグと動きベクトルが既に利用できないので、de-interlacerがオリジナルのフォーマットとCadence(リズム?)を決める手助けにならないのが、不利な点です。
3- External。DVDプレーヤからのアナログ信号を、独立したde-interlacer (line multiplier)やde-interlacer搭載のディスプレイに通します。この場合、ビデオクオリティは、アナログからの変換やデジタルへの再変換、しばしば再アナログ変換で、少々ダメージを受けます。しかしながら、ハイエンドプロジェクションシステムにおいて、独立したline multiplier(ビデオを綺麗にし、各種スキャンニングレートの補完を行なう)がベストな結果をもたらすかもしれません。

ほとんどのプログレッシブDVDプレーヤは、Genesis gmVLX1A de-interlacingチップをInternalで使っています。 Princeton PVD-5000は、Integratedされたde-interlacingのSigma Designsデコーダを使っています。 JVC XV-D723GDは、Integratedされたde-interlacingのカスタムデコーダを使っています。東芝の"Super Digital Progressive"プレーヤと松下のHD-1000は、DVD固有の4:2:0フォーマットから少し処理量を増やす4:4:4クロマオーバサンプリングを使っています。そして、それは、DVD本来の4:2:0フォーマットよりほんの少し品質を上げるでしょう。既存のプレーヤをプログレッシブスキャン出力にするCinematrixとMSB Progressive Plusのようなアドオンinternal de-interlacersが、入手可能です。 FaroudjaSilicon Image (DVDO) line multipliers は、external de-interlacersです。

プログレッシブDVDプレーヤは、ビデオをラインダブル化にするか、再インタレースするか決めなくてはなりません。フィルムソースのビデオを再インタレース化するとき、プレーヤもフィルムフレームレート(24 Hz)とTVフレームレート(30 Hz)の差を考慮する必要があります。 フィルムフレームをビデオフィールドに拡張するために2-3プルダウントリックは使えないので、インタリーブされたビデオより悪いモーションアーティファクトが出来てしまいます。しかしながら、それを償う以上に解像度が増加します。 Princeton PVD-5000とDVDコンピュータのようなプログレッシブプレーヤの有利な点は、72Hz,96Hz等のような24Hzの倍数での表示問題を避けることが出来ることです。

プログレッシブプレーヤは、次のような問題にも対応しなければなりません。ビデオが一定のリズムで無い場合(インタレースビデオに変換してから編集したとき、よくないフィールドをエンコード時に削除したとき、オーディオトラックに合わせるためビデオをスピードシフトしたとき等々)。多くのDVDは、誤ったMPEG-2フラグを立てられてエンコードされているという別の問題もあります。そして、re-interleaverは病的なケースとして認識し扱います。 実際のところ、シーケンスが30フレームインタレースビデオか30フレームプログレッシブビデオであるかを決定するのが事実上不可能の例もあります。例えば、Apollo 13のドキュメンタリィはプログレッシブだったのに、インタレースビデオとしてエンコードされています。その他の誤ってエンコードしているケースとして、 Fargo More Tales of the Cityがあります。

プログレッシブ入力を持つ多くのTVが、アスペクト比の変更を許さないという問題があります。非アナモルフィック信号がこれらのTVに送られたとき、画像を引き伸ばしてしまいます。 HTDVを購入する前に、プログレッシブ入力に対しアスペクト比の調整を許可できるかどうか確認しましょう。

初期のDVDコンピュータは、DVDのプログレッシブスキャンディスプレイに乏しい役割を果たしました。プログレッシブコンピュータプレーヤの第一世代には、少々失望させられたかもしれません。しかし、技術が改良されたので、DVDプロデューサが一段階知識が増えて、プログレッシブ表示を確実に出来るようになったので、プログレッシブディスプレイが家庭に入ってきたので、経験が疑いようも無く進歩するので、ホームシアターは実際の劇場に近づくでしょう。

プログレッシブビデオとDVDに関しては、Secrets of Home Theater and High Fidelityの優れたDVD Benchmarkシリーズの、part5player ratingsを参照下さい。

[1.41] どうしてYのプレーヤで、Xのディスクが動かないのでしょうか?

DVD規格は複雑で、説明にすきがあります。 DVD-Videoタイトルオーサリングもまた非常に複雑です。あらゆる新しいテクノロジーに対し、互換性問題はいたるところにあります。 DVD-Videoの規格は1996年に決定してから本質的には変わっていません。 しかし、多くのプレーヤは厳密にサポート出来ていません。オーサリングツールが改良されるに従い、ディスクも複雑になります。そのため、最近のディスクはしばしばプレーヤのカバーできていない欠陥を明らかにします。新しいディスクに問題があったり、全てのプレーヤで再生できなかったりもします。きちんとしたプレーヤで完全に再生できなかったり、問題があるディスクも少しですがあります。

いくつかのケースで、製造業社はプレーヤのアップグレードで問題を解決できます(1.47を参照下さい)。 別のケースでは、ディスクプロデューサがオーサリングの問題点を修正したりプレーヤの欠陥を回避する事により、問題を解決するため、タイトルを再オーサリングする事を求めます。問題は、ディスクの損傷や、ディスクあるいはプレーヤの欠陥によっても発生するかもしれません。

もしも、問題が発生するディスクがあるのでしたら、次の方法を試してみましょう:

  1. トラブルレポートがあるのでしたら、以下のリストをチェックしましょう。 DVD Review's Film VaultとInterActual's PCFriendly tech support pageもチェックしてみましょう。  Dejaのニュースグループも探してみてください。
  2. 何回かディスクを再生するように試みましょう。 再現性がはっきりしない場合、それは欠陥あるいは損傷があるディスクかもしれません。 ディスクが汚れていたり傷ついていないか確認しましょう(1.39を参照下さい)。
  3. 違うプレーヤで再生してみましょう。(友人か、近くのプレーヤ販売店を訪ねましょう)。  通常、プレーヤに問題があります。ディスクではありません。  もし、他のプレーヤで確実に再生できるディスクであれば、ファームウェアをアップグレードするためにあなたのプレーヤの製造メーカーに連絡しましょう。  あるいは、最近買ったのであれば、違うモデルと交換するために返品できるかもしれません。
  4. 同じタイトルの違うディスクを試みましょう。再び問題が起きなければ、先のディスクに欠陥や損傷があることを示しているでしょう。 もしも、違うディスクで違うプレーヤでも問題が発生するのであれば、それはオーサリングミスしたディスクでしょう。 ディストリビューターかスタジオに連絡しましょう。

他のDVDやホームシアター問題に関しては、Doc DVD, DVD Digest's Tech Support Zoneを見てください。 エンハンスドディスクでの再生トラブル情報に関しては、PCFriendl